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2020/12/19 12:53

1875年に百貨店の前身となる店を開いてからほどなく、リバティ社はシルクプリントの生産を開始します。草創期の主力商品として人気を集めた、日本をはじめとする東洋のファブリック。独特の色使いやデザインに強く影響を受けて、リバティ社は技術開発の先陣を切りました。

木製のブロックを使うハンド・ブロック・プリントに始まり、やがてスクリーンを版とするハンド・スクリーン・プリントへ。繊細な手仕事が「リバティ」の名を世界に知らしめる独創的で美しいプリントを次々と生み出していきました。

1920年代には生地において革新がもたらされます。それが、シルクにも匹敵する特徴をもつコットン、タナローンの開発です。

極細の超長綿を使用した光沢のあるコットンは、手触りがよく、耐久性にすぐれているだけでなく、プリントの命である複雑な色の重なりや緻密な柄を鮮やかに再現することを可能にしました。

高価なシルクから、汎用性の高いタナローンへ。こうしてリバティプリントは、より広く、より多くの人のもとに届けられることとなったのです。(リバティロンドンホームページより)

ちえぞう下駄ミュールは鼻緒にリバティプリントを採用しております。