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2020/12/01 11:15

知人の勧めで八戸に行って来ました。

目的はおいしいお魚介類、せんべい汁やバラ焼きだったのですが…

ホテルのロビーに飾っていた彩り華やかな布地に目が惹かれました。南部裂き織りといい、使い古した布を細く裂き、織りこみ、衣服や生活用品へと再生する織物らしいです。

経糸に木綿糸、横糸に古布を用いて織った裂織は、丈夫で温かく、使いつづけるとやわらかな風合いになるとのことです。

江戸時代、寒冷な気候の為に木綿の育成や入手が難しかった、南部地方(青森県東部)では、

大切に使った布を素材にこたつ掛けや仕事着、帯などを織り、それは農閑期の女性の手仕事だったんでしょうね。